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2023.05.31

匿名加工情報、仮名加工情報、個人関連情報、違いって何?その違い説明します!

個人情報保護法の改訂やPマークの基準が改訂され、様々な情報の種類が定義化されその線引きが難しくなってきました。また、昨今のビジネス事情からも個人情報を利用しながらも、その情報を匿名化する方法も注目されています。今回は、個人情報、個人関連情報、匿名加工情報、仮名加工情報のそれぞれの概念と、その違いについて詳しく解説します。

個人情報:

個人情報は、個別の人物を識別するための情報です。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、銀行口座番号など、特定の個人に関連する識別可能な情報が含まれます。これらの情報は、そのままでは個人のプライバシーを侵害する可能性があるため、慎重に取り扱う必要があります。個人情報は、法的に保護され、第三者による不正アクセスや悪用から保護されるべきです。

個人関連情報:

個人関連情報は、個別の人物を直接的に識別することはできないが、他の情報と組み合わせることで特定の個人を特定できる情報です。たとえば、個人の職業、趣味、購買履歴、ウェブサイトの閲覧履歴などが個人関連情報に含まれます。単体では個人を特定することはできませんが、他の情報と組み合わせることで個人の特定が可能になるため、個人情報と同様に適切な管理が求められます。

匿名加工情報:

匿名加工情報は、個人情報や個人関連情報を匿名化するプロセスを経て生成された情報です。匿名化によって、個人を特定するための情報が削除され、一般的な統計や調査目的で利用されます。匿名加工情報は、個人のプライバシーを保護しながら、データ分析やトレンドの把握などの目的で広く利用されます。ただし、十分な匿名化が行われていない場合には、再識別が可能となり、個人情報の保護が侵害される恐れがあるため、注意が必要です。

仮名加工情報:

仮名加工情報は、個人情報や個人関連情報を、本人を識別できないように変換した情報です。匿名加工情報とは異なり、個人を特定できないように情報を加工する際に、識別子や擬似識別子(仮名)が使用されます。この方法は、個人のプライバシーを保護しながら、データの利活用や研究などに使用されます。仮名加工情報の場合、個人を再識別するためには元の個人情報にアクセスする必要があり、情報の保護が図られています。

まとめ:

個人情報、個人関連情報、匿名加工情報、仮名加工情報は、データ保護やプライバシーの観点から重要な概念です。個人情報は、直接的に個人を特定するための情報であり、慎重な管理が必要です。個人関連情報は、単体では個人を特定できないが、他の情報と組み合わせることで個人を特定できる情報です。匿名加工情報は、個人情報や個人関連情報を匿名化するプロセスを経て生成され、広範な分析や調査目的で利用されます。仮名加工情報は、個人情報や個人関連情報を本人を特定できないように変換し、データ利活用や研究に使用されます。これらの情報の適切な管理と保護は、個人のプライバシーを守るために不可欠です。

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